Webサイト改修提案を「論証可能」にする6つの分析レンズ

2026/7/27 01:00

Webサイトの改修提案をしても、「なぜその改修が必要なのか」をクライアントに説明できないと採用されません。DesiaがWebサイト提案を作る際に使う「改修を論証する6つの分析レンズ」を体系化して公開します。

レンズ1: ビジネスコンテクストレンズ

そのサイトが事業上何を達成したいのか(問い合わせ獲得、EC販売、ブランディング、採用など)、その達成状況は現在どうか、を明確にします。KGIに対する現状をデータで示し、ギャップを可視化します。

レンズ2: 競合ベンチマークレンズ

同業界・同規模の他社と比較して、そのサイトの位置づけを明確にします。Similarwebのトラフィック・セッション時間、Ahrefsのオーガニック検索トラフィック、他社サイトのUI品質を頂点とした出達模拟、をセットで示します。

レンズ3: サイトコンテンツレンズ(SEO/AEO)

コンテンツ領域で、検索エンジン・AI検索で評価されるコンテンツが揂っているかを見ます。ターゲットKWでの順位、コンテンツの不足領域、トピッククラスターの未作成、を抽出します。

レンズ4: ユーザー体験レンズ

実際にサイトを見たユーザーがどう振る舞っているかを見ます。Microsoft Clarityのヒートマップとセッション録画を使い、離脱ポイント、クリックされないボタン、作動していないサイトエリア、を抽出します。

レンズ5: デザイン品質レンズ

WCAGアクセシビリティ、視視デザイン品質、レスポンシブ対応、サイトパフォーマンス(Core Web Vitals)を見ます。見た目だけでなく、「何点だから何点を目指す」というスコアで表現します。

レンズ6: 運用オペレーションレンズ

サイトを運用する体制はどうか、を見ます。社内でCMSで記事更新できる体制があるか、GA4・Search Consoleを見る体制があるか、レポート規定・改善サイクルがあるか。これがなければ、サイトを作っても効果が出ません。

6つを提案書に插入する順番

提案書では、レンズ1(ビジネスコンテクスト)・2(競合)を「現状認識」として上位に、レンズ3〜5(サイト領域詳細)を「課題認識」として中位に、レンズ6(運用)を「コミットメント・体制」として下位に配置します。

提案書の説得力は「レンズの合計」で決まる

一つ一つのレンズはそれほど意外性はないものです。しかし、全てをセットで示されるとクライアントは「この会社はトータルで見ている」と認識します。提案書の説得力は、個々の論点の深さよりも、レンズのセットの完備度で決まります。

DesiaのWebサイト提案支援

Desiaでは、クライアント企業様のWebサイトリニューアル提案、改修コンサル提案書作成をご支援しています。web-consulting-proposalスキルで、この6レンズを全てチェックした提案書を効率的に作成できます。

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